フカセ釣りはコマセの作り方で釣果が変わりますね。
これは狙う魚によって使う集魚剤の種類も変わってきます。
釣り方はほぼ同じでも魚はいるタナが違います。
そして季節や状況に寄っても変えていくほうがいいですね。
波止釣りで使いやすい物を紹介していきますね。
コマセを作る時の水分量はどれくらい?
基本的には集魚剤とオキアミは1袋(3kg)1:1で混ぜていきます。
固すぎたり少し水が足りないと思えば足していきます。
解凍されたオキアミを買う事が多いですが海水はほとんど入れないでオキアミの水分で混ぜています。
ただオキアミも水分が多いものもあるので少し集魚剤は大目の方が調整しやすいです。
雨が降ってべちゃべちゃになった時にも対応しやすいので。
見た目乾いてるけど少し湿ってるくらいが使いやすいです。
杓に入れて固まらないと遠投できないので注意しましょう!
オキアミを混ぜる時の砕き方は?
混ぜる時も集魚剤と両方入れずまずオキアミを先に入れてから少し崩して下さい。
一度に両方入れるとなかなか混ざりにくいです。
オキアミに少しずつ集魚剤を足しながら混ぜるとやりやすいです。
通常はオキアミは砕いていきますが、流れが早く流されやすい時は少し原型を残すようにして下さい。
・細かく砕くほど散りやすい。
・原型のままだと留まりやすい。
この特性を活かすとその日の状況に合わせやすいです。
すべて砕く必要もなく半分はそのまま残しておくと同じコマセでも変わってきます。
ハリには付け餌用のオキアミを使います。
食いが悪い時は撒き餌のオキアミを使う方が食う時もあります。
エサ取りが多い時期はオキアミの原型を残し、
ハリにつけるのを小さくすると目立ちにくくエサ取りをかわしやすいです。
通常は細かく砕くとハリの付けエサが目立ち食いがいいです。
それどもエサ取りがひどい時はボイルエビをハリにつけると少し取られにくいです。
状況によってエサも少し変えるといいですね。
オキアミは凍ったまま使わない
夏は解凍した物が多いですが冬はそのままで売られている事が多いです。
冬は解凍するまでかなりの時間がかかります。
事前に電話して「何時に行くから解凍をお願いします」と言っておくとかなり楽です。
凍ったままの時はエサ屋さんに混ぜるスペースがあればスコップで砕いて下さい。
そしてそのままバッカンに入れて車内の温度で少し溶かすようにしましょう。
釣り場に着いたら海水を入れてしばら放置して、その間に仕掛けを作ります。
ほとんど溶けないと思うのでマゼラーを使い少しずつ砕くしかありません。
※ あまり水を入れ替えるとエビのエキスがなくなってしまうので、できるだけそのままで潰して下さいね。
オキアミは凍ったまま使うと沈まないです。
撒き餌としての役割を果たさないので必ず潰して溶かして下さいね。
この労力を考えるとお店に電話しておきましょう。
前日に買う場合は袋から出しバッカンに入れて暖かい場所で解凍しておきましょう。
グレ釣りに使っているコマセを紹介
グレ釣りにも色んな集魚剤があります。
全てグレ釣りに向いた集魚剤です。
沈下速度も程よく同調させやすいです。
オーソドックスに使える グレV9
マルキュー グレV9
これは遠投もでき集魚力も安定しています。
ピンクに近い色で甘い香りがします。
思わず口にしたくなる匂いですよ。
近場からそれなりに遠投もできるので使いやすいです。
遠投向きの超遠投グレ
マルキュー 超遠投グレ
これはもっと遠投したい時に向いています。
使われている方も多いです。
バラケにくいので風に負けず投げる事ができます。
寄せる集魚剤もありますがばらけやすい物は、
波止だと少し遠投もできず使いにくいと思うので遠投の必要がある時に向いてますよ。
チヌ釣りの撒き餌は沈下速度を早めにしています
チヌはグレに比べると底から中層までで釣ります。
撒き餌も少し早く沈むものを使う方が底に届けやすいです。
マルキュー チヌパワー激重
これは圧倒的な沈下速度を誇っています。
バラけにくく底に餌を落としても散らばらずにチヌを集める事ができるので使いやすいです。
そして遠投もできるので波止場からの釣りには抜群ですよ。
チヌ狙いならこれがあればほぼ釣れます。
本来チヌは底で釣れと言われていましたが、
集魚剤の進化も良く撒き続けていると底より上でも釣れるようになってきています。
早く底に落とす。
チヌを集める。
威力の高いエサです。
少し匂いが気になるかもしれませんが・・・。
最後に
普段何気に使っている方もいると思いますが、エサで釣果は変わりますよ。
撒き餌も丁寧に作るほど釣果も変わります。
チヌもグレの集魚剤で釣れます。
着実に集めるには専用の物の方がいいですけど。
集魚剤とオキアミの使い方も状況によって変えて下さいね。
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