たまにいるんですが
「今日のパーマ代少し値引きしてくれない?」
「ずっと来てるんだからたまには安くしてよ!」
!?
いや美容室は物を売っている訳ではないので・・・。
値引きしろって・・・。
値引きの対応って意外に疲れるんです。
これってどうなの?
美容室って値切れるの?
美容室って形に見える物を売ってる訳ではないので正直曖昧です。
・1cmしか切らなくても通常料金
・ロングからショートにしても通常料金
切った長さでお金を頂いている訳ではないので、
少ししか切ってないから安くならないって思う方もいるかもしれません。
でも長さではなくデザイン料としてお金を頂いているので基本値引きはしません。
感性(デザイン)+技術 が料金なんです。
デザインを買ってると思うと分かりやすいですね。
自己投資して料金を頂いています
美容師は一人前になるまで自己投資をしています。
お店が終わってから練習。
休みの日も講習会。
練習用のウィッグ(顔の人形)も自己負担です。
講習費も自費です。
一人前になるまでにかなりのお金と時間を消費しています。
その努力の積み重ねで一人前になっているので、
基本、値引きしてまでカットしたいなんて人はいないと思います。
みんな上手くなりたいと思って頑張ってますよ。
商品の値引きも困る
それなら商品なら値引く?
これもたまに言われるんですが、
こっちの方が仕入れ代もあるので値引きをすると利益が出なくなります。
販売価格の前に仕入れ価格もあるので。
商品って売れたからってそこまで大きな利益にはならないんです。
サービスは値引きではない
でも常連さんには少し優遇する事はあります。
カラーだけで来られたお客さんが前髪を切って欲しいと言われます。
前髪は神経も使うしなかなか難しい部分です。
でも部分カットならサービスでする事はあります。
これは値引きって感覚ではなくサービスとしてやる事があります。
頭から値引き交渉されるとこっちは意地でも値引きしないぞ!
そう思います。
安さを求めるなら他に安いお店はあるはずです。
値引きはお店の価値を下げる事にもなりますから。
最後に
美容室で値切る事はしない事をお勧めします。
美容師側からすると「値切る人か!」と見方が変わる事もあります。
やっぱり価値を分かって来て頂いているお客さんを大事にしますから。
仲がいいからと言って、
「今日はまけてよ」
これを言われると断るのも苦労します。
断り辛い所もありますから・・・。
お互い良き関係を維するために値切るのはやめておきましょう。
コメントを残す