ツバメに縄張り争いはある?親鳥じゃないツバメが巣に来る?

5月くらいから見かけるツバメ。

軒下に巣を作って雛を育てている風景をよく見ますね。

野生の動物って縄張り意識が強いけどツバメに縄張りってあるの?

 

そんな疑問もあると思います。

今回はツバメの縄張り意識について載せていきますね。

ツバメに縄張り意識はある?

ツバメの移動距離ってどれくらいと思いますか?

 

巣作りをする時は泥を集めるために1km以上先に行く事もあるんですよ。

 

子育て時期は数百メートルくらいの範囲でエサを探して捕食します。

そう考えると狭い範囲でエサとなる昆虫を捕食しなければいけませんね。

エサが少ない場所だと縄張り争いはあるようです。

でもエサが豊富な場所だと奪い合いをする必要がないので縄張り争いはないようです。

 

たまに巣が近くに並んでいり光景を見かけますが、そこはエサが豊富なんですね。

雌を奪い取りに来る

ツバメの巣によそから来たツバメが近づいて来る事があります。

これって親が3羽いるのかな?

 

そう思ってしまいます。

 

これも訳があります。

相手が見つからなかった雄鳥が巣にいる雛を落として殺そうとしてるんです。

雛を落とし夫である雄を追い出して雌鳥を妻にしようとしてるんですよ。

 

夫である雄ツバメも奪われまいと必死で追いかけているのを見かけます。

天敵であるカラスや猫だけでなくツバメも敵になる事があるんですね。

親でないツバメも育児に参加

相手を見つけられなかったツバメが夫婦の雛を襲う事は分かりましたが逆もあるんですよ。

 

巣に3羽のツバメがいる。

ん?何で?

 

これ不思議ですね。

これも原因があります。

 

ツバメは基本2回産卵します。

先に産まれて巣立って行ったツバメが育児を手伝っているんですよ。

そう言う事が稀にあるみたいです。

 

雛達の兄や姉と言う事ですね。

こういったツバメはヘルパーと呼ばれます。

 

来年には自分達も本当の育児をしなければいけないので練習になりますね。

ツバメでは珍しい行動のようです。

雛が巣から落ちて疑う事は?

雛は巣にいると安全そうに思いますが天敵もいます。

街中だと一番はカラスです。

猫も天敵ですが巣に近づきにくい場所だとそれほど脅威ではありません。

カラスは巣の真下に来てジャンプして雛を襲います。

驚いた雛が落ちる事もあります。

雛が落ちていれば襲われたのかな?と疑っていいと思います。

カラス対策をしてあげるのも一つです。

ただ先程も述べたように雛を襲うのはツバメであることもあるので全てがカラスという訳ではないですが。

雛同士で落とし合う事もありますから。

 

雛が落ちていた時やカラス対策の記事も参考にして下さいね(^^)

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