ツバメの巣は幸運の兆し!縁起がいいと言われるツバメの生態は?

春くらいになると何処からともなくやって来るツバメ

 

よく人の家に巣を作っているのを見かけましたが、

昨日ふと見るとお店のライトの上に巣を作ってました。

よく飛んでるなと思ってましたが、まさかここに巣を作ってたなんてビックリです。

 

お客さんには「ツバメの巣ができたらお店は繁盛するよ」と言われます。

ツバメが来ると縁起がいいと言われるのは何故なのか調べてみたので載せていきますね。

ツバメが巣を作ると縁起がいいと言われるのは何故?

ツバメが巣を作る時、どんな場所を選ぶのか知ってますか?

 

ツバメが巣を作る場所は風通しが良く湿気が少ない場所に作るみたいです。

泥や藁を唾液で固めますが湿気が多いと固まらず巣が作れないのです。

 

そして外敵から身を守れる場所のようです。

 

カラスやスズメなどの敵から身を守るために、人間を守り役にするために人のいる所を選ぶんですね。

作りやすい壁など条件もありますが基本ツバメは人の出入りが多い場所を選ぶようです。

 

お店など繁盛している所は人の出入りが多いです。

 

ツバメがくると縁起がいいと言われる場所は人の出入りも多く繁盛しているお店と言う事ですね。

 

家などもやはり賑やかな家に寄ってくるみたいです。

ツバメはどうして旅立つの?

縁起がいいツバメならずっと居てくれればいいのにと思うのですが、

時期が来ると飛び立っていきます。

どうして出ていってしまうのでしょう?

 

それはツバメの生態にあるみたいです。

 

スズメは1年中日本にいるのにツバメは大陸を渡って飛んで行きますね?

 

その違いは、エサにあります。

 

スズメは人間がパンなどを与えても食べます。

 

ツバメは基本昆虫を捕食します。

人間がツバメの雛に昆虫を与えようとしても、エサと分からずなかなか食べないようです。

ツバメは飛行しながらエサを捕食します。

などはエサになる昆虫が多いのですが、昆虫のほとんどいない冬は移動しないと食べ物がなくなってしまいます。

 

そのため冬は暖かい地方に移動していきます。

ツバメは毎年やって来るの?

ツバメには帰巣本能があるので、同じ場所に帰ってくる事はあるみたいです。

 

ただ毎年来るのは同じツバメではないようです。

ツバメの寿命は平均1.5年と言われています。

 

そう考えると同じツバメが来る確率は低いですね。

 

でも生き残ったツバメがもしかしたら来てるのかもしれませんが。

 

一度来た場所は巣を作る環境に適した所なのでまた来る確率は高いみたいです。

羽ばたきをしだしたら巣立ちの兆候

孵化した雛は3週間ほど巣の中で親鳥に育てられます。

 

巣立ちが近くなると、羽ばたきをして飛ぶための練習を始めます。

パタパタしだしたら巣立ちの前ぶれかも。

 

巣立ってしまうと巣には戻らないで、街中の電線などに止まり生活するようです。

 

時期がくるまで葦原で過ごし渡りをするまでの体力をつけていきます。

渡り鳥になれるのは1割ほど

ツバメは産卵の時に3~7個の卵を1日1個のペースで産みます。

 

最後に産まれた卵から孵化するまでの期間に差はあまりありません。

 

自分がエサを貰うために巣から落としたりして、数を減らす事もするんです。

巣立った後も、カラス、ワシ、トンビなどの猛禽類からも狙われるので、

上手く飛べないツバメは餌食になってしまいます。

追われて逃げる時の最高速は200kmにも達するみたいです。

あんな小さな体でそんなに出るんですね。

 

でも次の場所に渡れるのは約13%ほどしか残らないんです。

凄く少ない数ですね。

ツバメの移動距離はどれくらい?

渡り鳥として大陸を移動する時は、時速60kmほどで飛行し、

1日におよそ300kmの距離を移動します。

 

ツバメの中にも越冬ツバメと言って、日本で生活するものもいるみたいです。

 

ツバメは果てしない距離を飛んで巣作りに来ているんですね。

 

また一年後にやってくるツバメもいますが、同じ巣に戻って来れる確率はかなり低いようです。

 

空いた巣があれば違うツバメが使うみたいなので、巣立ったツバメではないかもしれません。

 

でも帰って来たと思っておくと嬉しいですね。

多少、汚れも出ますが縁起がいいとして暖かく見守りたいですね。

 

越冬ツバメは何故日本に残るの?寒い時期を日本で過ごせるの?

2018年5月9日

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