山の天気が変わりやすいのは何故?標高が低い山でも遭難するの?

山に行って急に天気が崩れたって経験はありませんか?

僕も登山をしている時に急に雨が降って来て待機した事があります。

 

さっきまで晴れてたのに何故?って思います。

 

何故、山の天気は何故変わりやすいのでしょうか?

山の天気は風が影響している

山の麓と頂上では天候が全く違ったりしますね。

何故こんなに違うのでしょうか?

 

山の天気が変わりやすい原因は風が大きく影響しています。

平地では風が吹いても遮るものがないので、気流は横に流れます。

 

山に当たると風は上に移動していきます。

夏はその風も湿気を多く含んでいるので、上昇していくと雲になります。

下から上に吹いていくと雨が降りやすくなるんですね。

 

逆に山頂から下に吹く風が起こると山は晴れます。

常に気流の変化が起こるので山は天気が変わりやすいんですね。

登山の装備はしっかりと

標高の低い山は軽装備で登れるので気軽に行けます。

でも、突然の雨で服もビショビショに濡れてしまうと着替えがないと濡れたままです。

 

夏のように気温が暑くても雨に当たり、濡れてしまうと想像以上に体温を奪われます。

意外に低い標高の山でも遭難したり命を落とす方もいます。

夏は薄着でその辺に散歩に行くような服装で行きがちですが、肌も露出しすぎると危険です。

 

体温は1度下がるだけでも体に変化が出てくるんですよ。

長時間濡れたままいて、体温が2度下がると危険な状態になるので夏でも注意が必要ですね。

最低限レインコートや着替えは準備して登山して下さいね。

雷に注意

山は雨だけでなく雷も起こりやすいです。

急激な上昇気流で積乱雲ができてしまうと雷が発生しやすいです。

 

雷が来そうだと感じたら急いで下山するか、避難小屋などに隠れて下さいね。

雲の動きを意識して

天気予報で伝えられるのは、あくまで平地での予報です。

日本は地域によって地形も変わり標高差もあります。

山があると気流が変わり天気も変わりやすいので、

天気予報では晴れになっていても山では雨が降る事もあります。

山に登る時は常に雲の動きに気をつけて下さい。

 

雨上がりは足元も滑りやすくなってきます。

歩きにくいので靴も滑りにくい物を履かないと危ないですよ。

まとめ

僕は近くの山によく登りに行きます。

標高も低いので、かなりラフな服装で行きますが、こないだ急な雨で雨宿りをしていました。

その時、その山を管理している人と話をしてたら、

ここでも結構低体温症で運ばれる人がいると言っていました。

一人で登っていて助けがいないと、遭難してしまうこともあるみたいです。

そのために山の状況と人が倒れていないか見回るそうです。

 

やはり低いからと言っても山を軽く見てはいけませんね。

山の天気はやはり変わりやすいんですね。

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2018年6月23日

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