アユは海にもいる?年魚と呼ばれる所以はどこからきてるの?

こんにちはシュウです。

アユって綺麗な清流に住んでるイメージがありますね。

実際綺麗な川に行き泳いでいるとその姿も確認できます。

 

でもアユは淡水だけでなく海にもいてるって知ってました?

僕は川にだけいるもんだと今まで思ってました。

 

友釣りで有名なアユですが、アユの生態を調べたので載せていきますね。

アユの産まれは川・育ちは海

アユは秋から初冬に産卵をします。

 

そして孵化した稚魚は海を目指して旅立っていきます。

お腹には卵黄と言う袋が付いています。

稚魚の栄養源ですね。

 

でもこの卵黄は4日分しかないんです

4日以内に海にたどり着かなければいけないんです。

主に敵の少ない夜に移動します。

 

そして海にたどり着いた物は主に動物性プランクトンを食べて生活します。

海と言っても河口近くに生息します。

水温が10度より下がると少し沖の浅瀬に移動します。

 

同じように川から海に出るサクラマスもいますが、

アユはサクラマスほど沖に出て生活する事はないんですよ。

 

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2018年5月2日

川を上る時期はいつ?

アユは水温が10度くらいになってくる春になると、

川を遡上(そじょう)していきます。

 

その時、海から川に入るために姿が変わります。

海ではシラスの様な形ですが川に入る時にアユの姿に変わっていくんです。

大きさも5cmほどに成長しています。

 

そして食べる物も変わります。

本来動物性のプランクトンを食べていましたが、

ご存じの通りの石についている藻を食べるようになります。

肉食から草食に変わるんだから凄いですね。

口も藻を食べやすいように櫛のような形に変わります。

 

雨などで増水して藻やコケが流されると虫を食べる事もあるみたいです。

臨機応変ですね。

 

いざ遡上開始!

遡上してからはどの辺りに生息してるの?

川を上り主に中流から上流に生息しています。

藻を主食とするので群れで生活するものもいるんですよ。

アユと言えば縄張り意識が強いので、

友釣りってイメージですが全てがそうな訳ではないんですね。

淵で群れで生活する群れアユ。

右底の方にたくさんいますね。

 

こちらはみんな仲良くエサを食べるみたいです。

全てがこちらだと友アユ釣りはなくなってしまいますね。

 

川虫でなく藻なのでエサは豊富なので、

特に縄張りをつくる必要は本来ないんですが、

これまでの進化の過程で出てきたのかもしれないみたいです。

 

縄張りを作って生活をしてたアユが急に群れに加わる事もあるみたいです。

その逆で群れアユから縄張りを作るアユになる事もあるみたいです。

黄色いアユは何が違うの?

友釣りで釣れるアユは黄色が入ったものが多いです。

何故色が違うの??

不思議ですね。

これは食べ物で変わるみたいです。

縄張りをもつアユは1㎡を縄張りとします。

狭い範囲ですね。

食べ物も食べつくしてしまうと違う種類の藻が育ってくるんです。

その藻がアユの色を黄色くするみたいです。

 

群れアユでも黄色い物は、

縄張りを持つ単体アユから群れアユに変わったものがそうみたいですよ。

秋になると再び川を下っていきます

下流に下ったアユは下が、

砂利底で頭を出している石に卵を産んでいきます。

主に夜に産卵と受精は行われます。

その卵の数、あの小さい体で数千個。

大きさの大きいアユだと10万個も産むらしいです。

半端ない数ですね。

 

そして産卵を終えたアユは力尽きて死んでしまいます。

 

そうなんですアユの寿命は1年しかないんですよ。

1年の間に川から海に下り再び遡上して生活しますが、

すぐに産卵をするので一生はアッという間なんです。

1年がアユの一生なので年魚と呼ばれているんですね。

最後に

同じアユでも琵琶湖で育つものもいます。

琵琶湖を海変わりにして育ち遡上するアユもいれば、

ずっと琵琶湖で生活する物もいるみたいです。

大きさに少し違いがあるみたいです。

コアユと呼ばれ少し小さいようですね。

 

アユは少ない時間の中凄い移動をして暮らしてる生き物だったんですね。

意外と知らない方もいるかなと載せてみました。

僕も勉強になりました(^^)

 

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