地震が来た時に震度やマグニチュードって言葉を聞くと思います。
震度も0~7と言う言葉は聞きますが、どれくらいの揺れなんでしょうか?
今回は震度・マグニチュードについて調べていきたいと思います。
震度の目安は?
気象庁震度階級は10段階で表されています。
震度0
人間では、ほぼ感じ取れない揺れです。
地震計をみれば揺れてたと分かるくらいの揺れです。
敏感な動物などは気づく事があるようです。
震度1
震度1は、屋内にいる人は「揺れた?」と感じるくらいの揺れみたいです。
屋外では分からないくらいの揺れです。
屋内でも動いていると気づかない事もあるようです。
震度2
震度2になると屋内にいればほとんどの方が気づく揺れのようです。
吊下げてある電灯が少し揺れるくらいですが、屋外だとまだ気づきにくいくらいの揺れですね。
震度3
このくらいの揺れになると屋内にいれば、ほぼ全員が気づきます。
屋外で歩いていても「揺れてるのでは?」と感じます。
看板や電線も少し揺れるくらいです。
震度4
ここまで来ると屋内では少し身の危険を感じるレベルです。
屋外でも自転車を運転していても揺れてるのを感じます。
震度5弱
震度5は2段階で表示されます。
5弱は、人が何かに捕まりたいと思うくらいの揺れです。
屋外でも窓ガラスが割れたり電柱が揺れているのが分かります。
震度5強
何かに捕まっても移動が困難な揺れです。
固定されていないテレビが落ちたり、家具が倒れる事もあります。
自動車は運転できなくなるくらいの揺れです。
震度6弱
立ってられないくらい激しい揺れです。
家具移動してしまいます。
水道管も破損してしまうくらいの揺れです。
震度6強
移動はほぼできないくらいの揺れです。
固定されていない家具は移動してしまい倒れる事もあります。
ガラスなども割れて落下してしまいます。
震度7
もはや移動できないレベルの揺れです。
家具なども倒れたり、揺れ動いて危険です。
屋外では塀が倒壊したり、上から落下物が落ちてくるレベルです。
マグニチュードとは?
マグニチュードとは地震の大きさを表すものです。
数字が大きくなるほど大きい地震と言う事になります。
小さいマグニチュードでも震源地から近ければ揺れ(震度)は大きくなります。
逆にマグニチュードが大きくても距離が遠ければ揺れは小さくなります。
この数字も1増えるだけで地震のエネルギーは32倍になってしまうんですよ。
マグニチュード8の地震は、マグニチュード7の地震の32倍ものエネルギーがあるんですよ。
地震の大きさ マグニチュード
極微小地震 1以下
微小地震 1~3
小地震 3~5
中地震 5~7
大地震 7以上
巨大地震 8クラス
東日本大震災ではマグニチュード9レベルだったみたいです。
もし10レベルが来れば・・・。
津波
津波は海底地震や海底火山などの影響で波長の長い波の事です。
沖にある時は、それほど高さはありませんが浅瀬や湾内に入ると急に高さを増していきます。
海底の深さが4000mある場所では秒速200m。
時速に治すと720kmもの速さで押し寄せてきます。
地震が起きた時はすみやかに高い所に避難する必要がありますね。
南海トラフ
四国の南から関東にかけてある水深4000m級の溝の事を南海トラフと言います。
約100年~200年毎にマグニチュード8クラスの地震が発生しています。
この地震が発生すると震度7以上の揺れが2分ほど続くと言われています。
2分も揺れると建物もほとんど崩壊してしまうくらいの地震です。
30年以内には起こると言われているので、いつ起こってもおかしくないみたいです。
でも「もうどうしようもない」のが現実かもしれません。
地震、そして津波がくれば逃げ場はあるんでしょうか?
想像したくもないですね。
最後に
最近は地震も各地で起きていますね。
地域によっては災害に無縁な地域もあります。
でも現実、何処が揺れてもおかしくないのが事実かもしれません。
せめて普段からの心構えだけでもしっかりしとかないとダメですね。
震度も4くらいになれば充分危険なレベルですよ。
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