最近ゴルフを始めたと言う人とラウンドしてきました。
その人を見ていて凄いなと思いましたよ。
だってノーコックでスイングしていますから( ゚Д゚)
ドライバーもアイアンも全て同じです。
芯に当たった時はそれなりに飛んで行きます。
でもムラがひどい・・・。
Aさんのスイングを見て感じた事を載せていきますね。
コックなしで打つデメリットは?
コックは意識するなという人もいます。
短いアプローチはコックを使わない方が安定しやすいです。
でもデメリットも多いんです。
同伴者を見て気付いた事を書いていきますね。
仮にAさん(70歳)としますね。
力が必要なので目いっぱい振らなければいけない
Aさんの打ち方は体を回して横から払い打ちです。
コックをしないので上から打ち込むことができないんです。
大きく体を使ってスイングするので軌道も毎回バラバラです。
Aさんは年配の方なので体も固く方も回らないので力任せに打っています。
力任せに振るので安定しなく毎回バラバラになっているんですね。
方向と距離が定まらない
コックを使わないで打つと体がすぐに目標方向に向いてしまうので、
トップしたり振り遅れて右に飛んだりします。
残りが100ヤードくらいになってもフルスイングしています。
ちゃんと当たった時はグリーンオーバーです(*_*)
自分の番手の距離もバラバラなので距離が合わない事が多いです。
深いバンカーから出せない
フェアウェイやラフならまだいいのですが、
バンカーに入ると払い打ちなのでトップになってしまいます。
「砂を飛ばして下さい!」
そう言っても体を目いっぱい使うので、思ってる位置にクラブを落とせません。
一度バンカーに入ると6回くらいは普通に打っていましたよ。
コックを使えば楽にスイングができる
話を聞いているとAさんは畑をしているそうです。
鍬(くわ)で土を耕すそうです。
「!?」
土を耕す時にコックを使っているじゃないか!?
![ボク](https://i0.wp.com/curisity-u.com/wp-content/uploads/2019/04/001.png?resize=96%2C96&ssl=1)
でもAさんは言います。
![おじさん](https://i0.wp.com/curisity-u.com/wp-content/uploads/2019/04/001-1.png?resize=96%2C96&ssl=1)
なるほど。
クラブは横に振ると思ってたのか。
横に振ろうと考えるとコックを使う意識ってなくなりますね。
「クラブは下に振るだけで、体が回るから横に振っているように見えるんですよ」
そう言っても頑なに違うと言い張ります。
ゴルフって大人になるほど頭で考えてしまうので余計難しくなるんですね。
でも試しにハーフスイングですると
「あれっ?こんなちょっとしか振ってないのにこんなに飛ぶん?」
自分でも驚いていました。
ゴルフ初心者はボールを綺麗に横から打とうとするので難しくなるんですね。
「クラブは下に振るのか・・・」
そう言いながら少し二ヤけていましたよ。
コックは親指側に倒すだけ
クラブを上から下に落とす意識がある人はコックも自然に親指の方に倒すと思います。
でも横から打とうとする人のコックは手首が左右に曲がってしまいます。
これは間違いですよ!
左手の側面はクラブのフェイスの向きと同じです。
手首の甲側に折れてしまうのは間違ったコックです。
畑を耕す動作と同じで上から下に落とすだけです。
これを使えると小さな力でも飛距離を出す事ができます。
最後に
今回はAさんを見て思ったことを載せました。
20~30ヤードのアプローチはコックを意識する必要はないですが、
ドライバーや距離のあるアイアンショットはコックを使うほうが間違いなく楽です。
結果ラウンドしても疲れにくいのでスコアも崩れにくいですよ。
体を無理に回し過ぎるより楽に打てるので。
是非参考にして下さいね。
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