雷が鳴っていると怖くなりますね。
ゴロゴロと近くで鳴ると迫力も凄いです。
そもそも雷って何故、光や音がするんでしょう?
そんな疑問を思った事ないですか?
自然界の現象といえばそれまでですが。
調べたので載せていきますね。
雷ができるメカニズムって?
自然界で雷が発生するメカニズムはどうなっているんでしょう?
これも台風と同じで水が関係しています。
海や地上にある水が太陽の熱で温められて水蒸気になり軽くなる事により、空に向かって上っていきます。
上昇気流によって水蒸気が集まると積乱雲と呼ばれる大きな雲になります。
夏は縦の長さは10キロほどもあり、冬でも5キロほどになります。
そして上空は地上に比べ気温が低いので、上った水蒸気は冷やされて小さい氷の粒になっていくんです。
上空は気流の流れが激しく周りの粒と当たり擦られて静電気が発生します。
これが雷の元になる電気です。
雲の中にプラス極とマイナス極ができて、その間を発生した電気が流れます。
そして、どんどん溜まっていった電気が留まる所を失って地上に電気を放出するんですね。
それが落雷と呼ばれる現象です。
静電気かから雷のエネルギーはできているんですね。
音が鳴るのはどんなメカニズム?
積乱雲の中を電気が流れる事によってどんどん蓄積されて、
それが落雷になるという事は分かりましたが何故あんなに音が鳴るのでしょう?
皆さんご存じと思います。
本来電気は、鉄や銅といった物質を流れます。
雲と地上の間にはそういう物はありません。
でも雷は地上に落ちてしまいます。
間にあるものは何でしょうか?
そう空気です!
本来、空気は電気を通すものではありません。
でも何故通るのでしょう?
積乱雲の中には電極があります。
プラス極とマイナス極ですね。
そして雲の層の厚い地上側(雲の下側)にマイナス極、
雲の層の薄い上側にプラス極ができて、電気が流れています。
そして地上にはプラス極ができて、溢れ出した電気はそこを目指して進んできます。
その時、無理やり空気を通りそれにより振動した空気が音をたてているんです。
その時、凄い摩擦熱を持つともいわれています。
その熱が光って見えるのが稲妻です。
真っ直ぐ落ちずギザギザに落ちるのは、空気の中を直進できないからなんですね。
雷が近づいてきたらどうする?
雷の電圧と電流は驚異的な数字です。
電圧も500万から1億ボルトに達したり電流も数千から50万アンペアまでと凄まじいです。
その電流によって熱が起こり家や建物を燃やしてしまいます。
間接的にも被害は出ます。
・雷が鳴りだしたら、高い物の近くには寄らない。
・ビルなど安全性が高そうでも、壁際には近寄らない。
・雨宿りに、木の下にたつのも危険です。
・建物の中でも、できるだけ真ん中に避難して下さいね。
・家に居る場合も、テレビのコンセントは抜いておく方がいいみたいです。
外部に落ちた雷が、線を伝って侵入してくるみたいです。
よく、テレビをつけてたら落ちやすいと言われませんでした?
それは、あまり関係ないみたいですが線を抜いて消しておくに越した事はないようです。
雷は自然現象なので、いつくるかは予測しにくいです。
外出先で鳴りだしたらまだ遠くで鳴ってるから大丈夫とは思わず、
早めに避難して下さいね。
間違っても傘をさしての外出はしない方がいいようです。
何処に落ちるかは分からないので。
雷と言えば夏の風物詩みたいな感じでしたが、冬もできるので注意して下さいね。
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