冬は釣れる魚も減ってきますが冬に釣れる魚もいます。
カレイは寒い季節になると産卵に備えて、
豊富なエサを求めて浅場に寄ってくるので、
遠投しなくても釣れる確率が上がります。
これから冬はカレイ釣りを楽しみましょう。
カレイの釣れる時期は?
暑い夏は深い場所にいます。
10月終わり頃からだんだん浅い場所に移ってきます。
10月末から12月末に釣れる乗っ込みカレイ(クリスマスカレイ)。
産卵前なので食べる量も増えます。
そして2月末から5月くらいまでは戻りカレイ(花見カレイ)が釣れます。
産卵が終わり深い場所に行く前にまた荒食いをします。
サイズも大きいのが釣れる時期です。
9月の中旬くらいからでも場所によっては釣れるみたいですね。
カレイは基本水温の低い冬が波止から釣るには最適です。
カレイ釣りの仕掛けは?
カレイは腰で釣れと言われるくらい待って釣ります。
竿は投げ竿4m前後の物を使います。
オモリ負荷は25号くらいの竿で大丈夫ですが30号あればより遠投も可能になります。
リールは4000番クラスの物があれば大丈夫です。
ラインはPEが距離も分かり便利ですが、ナイロン4号あれば充分釣れます。
少し遠投できるように150m程は巻いておくといいですよ。
オモリはL型の天秤で対応できます。
オモリの重さも25号くらいある方がいいです。
カレイは潮の流れを好みます。
潮に流されるとポイントを絞れなくなってしまうので、
流されないくらいの負荷のオモリを使って下さいね。
ハリは市販のカレイ仕掛けを購入します。
モトス7号、ハリス4号カレイ針12号の2本針。
これが基本的な仕掛けになります。
後、三脚がはある方がいいです。
置いてる時間が長いのとアタリが分かりやすいです。
タモも忘れず持って行きましょう。
カレイは竿1本だと確率が下がりますので3本あるとポイントを変えて探れます。
3本は難しい時は、2本出して遠くと近くの2カ所を分けて投げて下さいね。
カレイ釣りのエサは何を使う?
カレイは基本ゴカイやアオイソメにマムシと言った虫を使います。
触るのが苦手な方も多いですが、ここは我慢してつけましょう。
知っているかもしれませんが、マムシは臭いがきついので魚を寄せやすいです。
1本のハリにマムシをつけて、もう一つのハリにゴカイ又はアオイソメをつけます。
マムシは針より少し長めに切って使い、
イソメなどは3匹くらいをそのまま房掛けにしてつけます。
臭いと動きの二つで誘う事ができますよ。
狙うポイントと釣り方は?
カレイは砂場を好みます。
底が砂地になっている場所を選びますが、分かりにくいですね。
船が通る航路の周辺はかけ上がりになっている事が多く砂地になっている場所が多いです。
そこをまず探して下さいね。
潮目のある所もポイントになります。
カレイはキスと違いあまり動きません。
ポイントに投げないと全く釣れない時もあります。
その時に竿が数本あれば色んな場所を探れるので便利です。
1本は遠く。
1本は真ん中。
1本は近く。
こんな風に3本あればベストですね。
波止からだと潮の動く場所がいいです。
内湾など潮の動かない場所では釣果が下がってしまいます。
投げたら放置。
ではなく時々誘いをかけるのも必要です。
少し巻いて移動させる。
シャクって大きくエサを動かす。
この二つを使いながら釣って下さいね。
放置したままだと海毛虫が釣れる事が多いです。
エサは生きた物を使うのも重要です。
弱ってきたら新鮮な物と交換して下さいね。
カレイは竿に当たりが出てもすぐに合わせず、しばらく待って下さい。
カレイは捕食が上手くないので早合わせすると掛かりません。
ここを我慢するのが大事ですよ。
一度かかってしまえばバレる事は少ないです。
ただ、引き上げる時に切れたり外れる事が多いのでタモは必ず持参して下さい。
釣れるタイミングは?
カレイは干潮から潮が動きだすタイミングがよく釣れます。
満潮から引いていく時も釣れますが、干潮からの方が釣れる事が多いです。
朝や夕方のマズメ時とタイミングが合えばチャンスですね。
潮が動かないと食いは悪くなります。
大潮の時は釣れますが、釣りをするには中潮が釣りやすいと思います。
まとめ
カレイを釣るのは寒さとの闘いでもあります。
待って釣ると言うスタイルなので服装も防寒はしっかりしましょう。
カレイは刺し身にしても、煮つけでも焼いても美味しいです。
冬はカレイ釣りを楽しみましょう。
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