ネットニュースで南海トラフ地震の予兆か!?
そういう記事をよく見ます。
四国に地震雲が発生した!2019年4月9日にくる!
と予言されている記事もありました。
チラホラそういうのを見かけます。
外れてくれるに越した事はないけど、頻繁に見ると心配になりますね。
南海トラフっていつくるの!?
南海トラフってそもそも何?
耳にするけどあまり知らない方もいるのでは?
そう思い南海トラフを少しまとめてみます。
日本の近くには
・ユーラシアプレート
・フィリピン海プレート
・大平洋プレート
これらが交わっているんですね。
フィリピン海プレートとユーラシアプレートが重なる場所が南海トラフと呼ばれる溝です。
溝の深さも4000mあるんですよ。
フィリピン海プレート(海側のプレート)は毎年、
北西方向に数センチの速度で動いています。
そしてユーラシアプレート(陸側のプレート)の下に潜り込んでいきます。
フィリピン海プレートが潜り込んでいく時に、
ユーラシアプレートも一緒に引きずり込まれていき徐々に曲げられて歪みができます。
これ以上曲がれないと限界に達した時に元に戻ろうと一気に跳ね上がります。
これが巨大地震を発生させます。
それが南海トラフ地震と呼ばれるものです。
南海トラフも細かく分けると南海地震・東南海地震・東海地震に分かれます。
この三つは地震三兄弟と呼ばれていて連動しています。
どれかが発生すると他の二つも連動しているみたいです。
日本のこんな近くでプレートの沈下が日々起こっているんですね(*_*)
南海トラフ地震の周期は?
南海トラフ地震はおよそ90年~150年周期で起こっているようです。
三兄弟が同時に発生するとマグニチュード8.5以上のエネルギーがあると考えられています。
地震は冬に発生しやすい?
地震が発生しやすい季節はあるのかな?
そう思い少し調べてみました。
阪神大震災 1月17日
東北大震災 3月11日
中越地震 10月23日
昭和東南海地震 12月7日
昭和南海地震 12月21日
三河地震 1月13日
関東大震災 9月1日
こう見ると、寒い時期に発生しているのが多いですね。
過去発生した南海トラフ地震も3月~7月には発生していないみたいです。
真実は分かりませんが、
冬は日本海側が積雪によって太平洋側より沈むためと言う説もあるようです。
南海トラフ地震が発生したら津波に襲われる?
津波とは?
津波とは海底の地形の変化や海水に衝撃波が加わる事で、
引き起こされる非常に長い長周期の波の事です。
波と言っても浮き沈みのある波でなく、
海面自体が高くなって陸に押し寄せてきます。
地震と言えば揺れは勿論ですが津波も怖いですね。
南海トラフ地震が発生すればどれくらいの地域に影響が出るのでしょう?
太平洋沿岸は一番の影響を受けます。
大阪でも梅田、新大阪、難波、天王寺辺りまで影響があると予想されています。
徳島~静岡までの沿岸部は高さ10mの津波に襲われる可能性も。
和歌山県の南部は津波到達時間まで3分と予想されているんですよ。
30年以内に70%の確率で発生する
プレートの歪みの限界がいつなのかが分かりませんが、
過去に発生した周期を見ても30年以内には70%の確率で発生すると考えられています。
でも今この瞬間発生してもおかしくない状況のようです。
夏に発生しにくいと油断をしていると備えれない事もありそうです。
地震対策に食料や水と言った物は常に準備しておく方がいいですね。
防災グッズは用意しましょう。
揺れも震度7の揺れが数分続くみたいです。
その時自分の身を守るのは自分しかないかもしれないですね。
できるなら起こって欲しくありませんが・・・。
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